約12.7km
皇女和宮ゆかりの地 小簾紅園(おずこうえん)を訪れ、4月には幾重にも重なる桜が美しいピンクのトンネルをつくる「大島堤サイクリングロード」を通って赤坂宿へ
【コースの見どころ】
美江寺宿
美江神社の隣にある美江寺観世音を名の由来とする「美江寺宿」。本陣1軒と数件の旅籠からなる小さな宿場町ではあるが、枡形の曲折がある美江神社周辺には格子窓を持つ古い家や道標なども見ることができます。
小簾紅園
『落ちていく 身と知りながら もみじ葉の 人なつかしく こがれこそすれ』
公武合体のために徳川第14代将軍家茂公に嫁いだ、仁考天皇の第8皇女和宮(かずのみや)が中山道を御降嫁の折、呂久川(現在の揖斐川)を御座船でお渡りになる際に、色麗しく紅葉しているもみじを一枝舷に立てさせて玉簾の中から詠まれた歌。
この御渡船を記念し、呂久の地に記念碑建立の気運が高まり、昭和4年4月に小簾紅園が完成した。その後、毎年春と秋の2回、宮の遺徳をしのび例祭が行われています。
大島堤サイクリングロード
大島堤に整備された桜並木が美しいサイクリング道。です。
曽根地区の曽根城公園から津村地区の津布良公園まで、約4kmが整備されています。
曽根城公園菖蒲園
大垣で一番大きな古大垣輪中堤に隣接し、約6,200平方メートルの曽根の池を含む約21,800平方メートルの公園。戦国時代の武将・稲葉一鉄の居城跡で、広い駐車場があり芝生広場やハリヨ池、釣りができる曽根の池、さらに隣接して桜並木が壮大な輪中堤、サイクリング道や史跡があることから、一年を通じ幅広い層の方に利用されています。
赤坂港会館と川湊跡
フォトジェニックな洋風建築の赤坂湊会館は明治8年に建てられた警察屯所を移設・復元したもので、現在、内部は資料館となっています。かつて水運で賑わった赤坂湊跡は、現在、親水公園として整備されています。
赤坂宿
「赤坂宿」は、古くから杭瀬川の水運の渡し場として発展してきたが、転機が訪れたのは皇女・和宮御降嫁による『お嫁入り普請』。街道沿いが大改修され、その一部は今も残っています。